個人的な意見ですが、地方に語学留学するとパリのような大きな街で楽しめるエンターテイメントや様々なイベントの機会は少なくなりますが、そのような誘惑が少ない分勉強に集中できると思います。
フランス南西部、バスク地方の街に語学留学
フランス南西部バスク地方のビアリッツという街の語学学校に通ったことがあります。ビアリッツは海辺のリゾートとしてフランス国内では有名な街です。2019年にはG7サミットも開催されました。
サーフィンでも有名です。おそらく全ての語学学校にサーフィンレッスンとセットになったコースがあると思います。全ての学校を調査したわけではないのですが(^^;)、それぐらいサーフィンが盛んな街です。セットがなくてもご自分で直接サーフスクールに申し込めばいいだけですが(笑)。
ビアリッツの語学学校の時は、毎日『家→学校→海→家』をひたすら繰り返していました。海ではサーフィンをするか砂浜でフランス語を勉強をしていました。
フレンチバスクのバイヨンヌ
とは言え約3か月間いたので、時には隣のバイヨンヌという街にも行きました。ここもフレンチバスク(バスク地方はフランス南西部からスペイン北東部にまたがる地域なのでフランス側のバスク地域のことを指します)に属する中心的な街です。
バスク地方は建物の色あいが特徴的でフランスの他の街とは異なる雰囲気があります。ビアリッツもバイヨンヌもバスク地方に属しますが、ビアリッツは海辺のリゾートという感じで、バイヨンヌはもう少し生活感がある街です。私はビアリッツのビーチで勉強する代わりに図書館に行ったり街をぶらぶら歩いてリゾートとは異なる空気を味わいました。
ビアリッツとバイヨンヌはバスで30分ぐらいの距離です。
カフェやお店ではネイティブとフランス語で会話する
バイヨンヌはバスクの中心的な街と言ってもパリのような大都市ではありません(2018年の人口が約52,000人)。ビアリッツも同じ規模ですが、これぐらいの規模の街だと勉強に集中できます。勉強するしかないです。
個人的な感想ですが、街や人の雰囲気が穏やかなので地元の人と会話がしやすいと思います、私は、学校外でもカフェやお店で積極的にネイティブに話しかけてフランス語の会話力を鍛えました。こちらのフランス語が通じなければ言い直せばいいわけですし、相手の言ってることがわからなければ「ちょっと意味がわかりません」と言って繰り返してもらえばいいだけです。フレンドリーな人が多く嫌な顔する人はいなかったと思います。
写真のQuai des Corsaires(コルセール通り)沿いにはカフェもあるのでテラス席でのんびりフランス語の勉強をしながら店員さんに話しかけたりしてました。