普段からプールに通っているので、国内外問わず旅先でもプールで泳ぐことが多いです。
フランス留学や旅行中もいくつかのプールに行きましたが、フランスで初めて行ったボルドーの市民プールは1番記憶に残っています。
ちなみに、下記の内容は数年前の話なので現在はどのようになっているか定かではありません(^^;)。
門が豪華!
ボルドーにはいくつか市民プールがあるのですが、Judaïque通りにあるプールは門が豪華でした。
初めて行ったときは門が豪華すぎて市民プールとは思えず、素通りしてしまいました。周辺をウロウロした後、「やっぱりこの住所なんだよな」と思いながら豪華な門構えの建物まで戻ってくると、敷地内の建物に『piscine(ピスィーヌ)』(フランス語でプールの意味です)と書いてありました。それでも半信半疑だったので、「ここってプールですか」って受付で聞いてしまいました。それぐらい「市民プール感」がありませんでした。
ちなみに、ここ以外のボルドーの市民プールも行きましたが、だいたい公共施設っぽい雰囲気の建物でした。
帰りのロッカーですごく焦りました(^^;)
豪華な門をくぐり受付をすませてロッカーに向かうと、ロッカールーム内は服屋さんによくあるフィッティングルームみたいな形で全て個室になっていました。そこで普通に着替えて普通に泳いでロッカールームに戻ってきました。
そして、個室に入ろうとした時ふっと隣を見ると女性がいました(ちなみに私は男性です)。「まずいっ、間違えて女性用のロッカールームに入ってしまった!」
「Désolé(すいません)」って女性に謝り、ものすごいスピードでロッカーを出ました。「今更、こんな恥ずかしい間違いするか??それもフランスで!!」、ものすごい恥ずかしい気持ちでプールサイドまで戻りました。
ところが、プールに戻っても男性用ロッカーの入口が見つからない。仕方なく他の男性利用者の後をそろそろとくっついて行くとやっぱりさっきの女性用ロッカールーム(?)についてしまいました。なんてことはなく、ロッカールームは男女共用だったんです。
確かに、完全個室だから男女共用でも問題ないのか?そういえば、私が謝った女性も「何が?」って顔でほぼ無反応だったかもしれない。知っていれば大したことないのかもしれないけど、日本で男女共用ロッカーのプールになんて行ったことなかったので一瞬パニックになりました。
男女共用ロッカーのプールはフランスには結構あるので初めて行くときはご注意を。と言っても普通の方は初めに着替える前に気づくかもしれません(^^;)。
「着替える前になぜ気づかなかったのか?」「着替える前は誰にも会わなかったのかも」などと自分に言い聞かせました。
水深が深い
もう1点、これはたいして驚くことではないのですが、フランスは日本より水深が深いプールが多い。コースの両端でも足が床に届きません。はっきり覚えていませんが、浅いところでも2~3mぐらいだったと思います。みなさん休まず泳ぎ続けるか、端の壁に張り付いてます。飛び込み用のプールを兼ねているところは、私が泳いでいるかなり下で潜水をしている人が見えたこともあります。
日本でも水深の深いプールはありますが、市民プールレベルだとその水深はまずないのではないかと思います。フランスでは、他の街のプールもそれぐらいの水深だったので普通のことなのかと思いました。
端で壁にへばりつくのは結構ストレスですが、慣れると水深がある方が泳いでいて気持ちがいいと感じました。個人的な感想ですが。
以上、ボルドーの市民プールで驚いたことでした。